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グッゲンハイム、入館料を20%値上げ
全米で最も高額な美術館の一つに

マンハッタン区5番街にあるソロモン・R・グッゲンハイム美術館は1日、入館料の20%値上げに踏み切った。2015年以来、初めての値上げとなる。メトロポリタン美術館(MET)やホイットニー美術館など、近隣美術館による最近の動きと歩調を合わせた形で、一般入館料を25ドルから30ドルへと引き上げた。学生とシニアも、19ドルに値上げした。
20%の値上げによって、グッゲンハイムは市内のみならず全米で最も入館料の高い美術館の一つになった。METは、昨年7月に11年ぶりに値上げして、現在は大人30ドル。ただ、ニューヨーク市民とトライステート・エリアの学生はこれまで通り、任意の金額での入館が可能だ。ホイットニー美術館は2016年以来の値上げで、大人は30ドルに引き上げられた。
今回の値上げは、ニューヨークの主要美術館の入場者数が減少していることを踏まえた対応だ。業界紙によれば、グッゲンハイムの入場者数は3年間で42%減少、19年の130万人から22年には75万人に落ち込んだ。同時期に、METは34%、ホイットニーは19%それぞれ減少していた。ニューヨーク市以外でも、フィラデルフィア美術館(30ドル)や、シカゴ美術館(州外在住者の入館料32ドル)など全米有数の美術館が同様の動きをみせている。(3日、タイムアウト)
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