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ニューヨーク市議会に今月初め、アイスクリーム・トラックによる化石燃料発電機の使用を禁止し、バッテリーの搭載やソーラー発電機への切り替えを義務付ける条例案が提出された。事業主が責任を持って移行するのに十分な時間を与えるため、施行まで3年間の猶予期間が定められる。

アイスクリーム・トラックは、巨大なディーゼル発電機を使っており、驚くほど汚染されているとされる。粒子状物質やその他の種類の大気汚染にさらされると、心臓や肺の疾患を悪化させる可能性があるとともに、発電機の大きな音が続くと難聴を引き起こし、ストレスを悪化させる恐れがある。
バッテリー会社「ジュール・ケース」の試算によれば、アイスクリーム・トラック1台が毎日消費する石炭の量は83ポンド(約8.5kg)に相当し、家庭用グリルのプロパン・ボンベ3本分を超える。エコ・トラックへの移行には、1台あたり約6万~6万5千ドルの費用がかかるというが、燃料費や発電機の修理代が必要がなくなるため、1年以内に費用を回収できる事が見込まれている。
ニュージャージー州では既に、アイスクリーム・トラック「スクリーム・トラック」が、12台のトラックのうち4台に充電式バッテリーを搭載している。(9日、ザ・シティNYC)
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