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喫煙関連のがん罹患者、NY州で減少
口腔がんはわずかに上昇、規制策が奏功

喫煙との関係が深い4つのがんのうち、肺がんと食道がん、喉頭がんの罹患者がニューヨーク州で減少傾向にあることが、州保健局の報告書で分かった。口腔がんはわずかに上昇している。研究者は、同州が今後もたばこ製品の取り締まりを続けることで、罹患者はさらに低下するとみている。
2006〜20年にかけて、肺がんは州全体で4分の1以上減少。ニューヨーク市だけを見ると、同じ期間の肺がんは3分の1近くまで激減した。喉頭がん、食道がんも、20年の罹患数は減っている。一方、口腔がんを巡っては、ニューヨーク市以外で罹患率が上昇した影響を受けた。
今回の結果に関し、保健局の関係者は、屋内での喫煙禁止やたばこへの課税、禁煙希望者向けの無料ヘルプライン設置など、過去数十年間に展開してきた規制策が功を奏したと判断。「一貫して減少しているのを見ると、本当に減少しているのだということがよく分かる」としている。
州内では16〜20年、喫煙に関連するがんで毎年平均1万9千人近くが死亡しており、肺がんが最も多い。こうしたがんは、白人の罹患者が最多で、罹患率は女性よりも男性の方が高い。州全体の喫煙率(20年)は12%と減少しているものの、電子たばこの喫煙が高校生で広がっており、行方が注目される。(9月29日、ゴッサミスト)
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