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ニューヨーク市で最も遅延する地下鉄は、運行障害が一番多く、ブルックリン区のコニーアイランドとクイーンズ区の179番街を走るF線だ。定刻通りに運行する列車は71%にとどまっている。次いで、クイーンズ区のロッカウェイからマンハッタン区のインウッドまでを走行するA・C線が72%。逆に、最も正確に運行するのは、L線(マンハッタンの14番街~ブルックリン区カナーシー)で、93%が定刻通りに走っている。
クイーンズ区のアストリアとブルックリン区のコニーアイランドを結ぶN線は、73%の列車しか予定通りに運行されず、ワーストの3番目。さらに、E線、D線がいずれも75%と続く。以下、2線(76%)、B線(77%)、Q線(79%)、R線(80%)、6線(81%)、4線(83%)と続く。L線は、イースト・リバーの下を通るトンネルが、大規模プロジェクトで2020年に改良されたことが寄与した。L線に僅差で続いたのは、クイーンズ区のフラッシングとマンハッタン区のタイムズスクエアを結ぶ7線で、91%が定刻通り運行した。
ニューヨーク州都市交通局(MTA)は、最も遅延が目立つ4路線の原因を、工事による影響などと指摘。「F線は最も長い路線の一つで、路線の大部分で工事の影響を受ける」と話している。(24日、ニューヨークポスト)
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