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NY市、費用の20%支援で合意
ポートオーソリティ建て替えで

アダムズ・ニューヨーク市長とホークル・ニューヨーク州知事、ニューヨーク・ニュージャージー港湾局(PA)が12日、マンハッタン・ミッドタウンにある「ポートオーソリティ」バスターミナルに百億ドルを投じる建て替え・拡張計画を支援するための新たな合意を発表した。市は、費用の20%を40年間の税収で賄う方針だ。
計画では、全米最大で最も利用客の多い一方、機能的に老朽化した築73年のターミナルを、世界クラスの最新鋭施設に建て替える。2040~50年にかけて予測される通勤客増加に対応し、21世紀の公共交通機関のニーズに応える最高の体験を利用客に提供、周辺コミュニティにおける生活の質を向上させるのを目指す。
新ターミナルには、210万平方フィートの新メインターミナルのほか、独立した倉庫と発着ビル、リンカーントンネルに直接出入りできる新しいランプ、中央メインエントランスや通りに面した様々な小売店、多層階の屋内アトリウムと新しい公共オープンスペースなどの建設が予定されている。また、41丁目の8〜9番街の間の一部を永久閉鎖する案も含まれている。工事は段階的に行われ、約6千人に上る高賃金の組合建設雇用の創出が期待されている。仮ターミナルと新しいスロープは28年、新メインターミナルは32年にそれぞれ完成する予定だ。
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