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携帯電波、マンハッタンが最悪
60%が「頻繁に途切れる」と回答

ニューヨーク市内5区のうち、マンハッタンで携帯電話の電波状況が最も悪いことが、通信業界専門の市場調査会社「ハリスX」が行った最近の調査で明らかになった。60%が「通話中に、接続が頻繁に途切れる」と回答した。一方、ブルックリンでは48%、ブロンクスは44%、クイーンズ38%、スタテン島30%と続いた。
マンハッタンの電波状況がとりわけ悪い最大要因は、高層ビルが多い点だ。鉄やコンクリートは、通信事業者が使用する電波周波数との相性が悪く信号を遮断する上、ガラスは電波を反射する。AT&Tやベライゾンなどの通信事業者が、多くの利用者がいる道路よりも、高い屋上に設置された基地局を使用しているのも一因。
また、狭い地域に人口が密集しており、一つの基地局で幅広い範囲をカバーできる地方都市に比べ、より多くの基地局を必要とする。わずかな距離を移動するだけで、携帯端末のネットワークは、ある基地局から別の基地局へと、接続が頻繁に切り替わるため、通信が切断される事が多いとされる。そこで、歩道に設置されたキオスクを介して無料の公共WiFiサービスを提供するLinkNYCの利用が推奨される。LinkNYCは、2021年にLink5Gを立ち上げ、歩道のポールから5G接続を提供している。(17日、amニューヨーク)
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