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今年のNY、記録的な熱い夏へ
全米最高気温も、ラニーニャ現象

今年のニューヨークは記録的な暑い夏となりそうだ。ウェザー・チャンネルが最近発表した予報によると、全米で最も高い気温に見舞われる可能性が高く、異常に暑くなると強調。ラニーニャ現象が気温上昇に大きな役割を果たす恐れがあるという。
5月から6月にかけて、北東部と北部の3分の1は暑さに見舞われ、気温は平年を上回ると予想されている。7月になると、暑さは南下し、北部平原、オハイオ渓谷、北東部の州を覆い尽くすとされる。このため、7月のニューヨークは、平年よりかなり高くなる気温になるとみられる。同様の暑さは、8月いっぱい続くという。
今年の夏の始まりは6月20日だ。海面水温が平年より高くなるラニーニャ現象は通常、平均して2年から7年おきに発生し、9カ月から12カ月続く。米海洋大気庁によれば、ラニーニャ現象が起きると、強い貿易風が暖かい海水を米国西海岸に押しやる一方、海面に冷たい海水をもたらし、ジェット気流を北に押しやるとされる。そのため、米南部はしばしば干ばつに見舞われ、太平洋岸北西部は豪雨と洪水に見舞われる。さらに、ハリケーン被害の可能性が高まり、米東部と中部では一段と暑い夏になる可能性が高まる。(26日、パッチ)
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