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ニューヨーク市では、複数の機関が共同で、タイムズスクエアの環境改善に取り組んでいる。ニューヨーク・タイムズが4日、報じた。凶悪な暴行・殺人事件が紙面を飾る一方、タイムズスクエア周辺では、主要犯罪の大半は減少している。ただ、ヘロイン常用者が歩道で薬物を摂取、精神障害者が路上で叫び、ホームレスがまん延するなど、生活の質が著しく低下している。

アダムズ市長とマンハッタン区のブラッグ地区検事は先週、違法な大麻販売店や万引き、麻薬使用者などの問題に協力して取り組んでいることを発表。新たに設立された「ミッドタウン地域改善連合」は、地区検事局、警察、消防局、市長の地域精神衛生局、ホームレス・サービス局など20以上の機関の職員が近隣を巡回し、問題に対処する為に事業主や住民から話を聞いて、社会的弱者を支援につなげるために活動している。
市警(NYPD)は、タイムズスクエアおよび、ペン・ステーションとポート・オーソリティーを結ぶ8番街沿いで警官を増員。また、タイムズスクエア・アライアンスは、ホームレス問題、精神衛生問題、薬物使用を減らすため「コミュニティ・ファースト」と呼ばれる別のプログラムに他の組織とともに参加している。タイムズスクエアを訪れる人は現在、1日平均約24~28万人とパンデミック前を大きく下回っている。
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