ワシントンハイツに住む高校生が、入学を申請した28の大学全てから許可を得た。その中にはアイビーリーグ8校全てが含まれており評判になっている。20日、ニューヨークポストが伝えた。

この高校生はマレーナ・ガレットさん。6月に名門ブロンクスサイエンス高校を卒業した17歳だ。「大学から手紙が来た時、不合格でも仕方がないと思っていたけど、どれもこれも『合格、おめでとう』とあった」とマレーナさん。「まさか全部合格とは」と目を丸くする。
GPAは97%。マレーナさんは「学業が最優先。小学校の頃からクラスのトップになりたいといつも思っていた」という努力家だ。「教育が最も大切」と励ました両親に感謝しているという。両親は2000年にアルゼンチンから移住。タンゴを教えている。家族の中で大学に入るのはマレーナさんが初めてだ。
高校ではAPクラスを11も受講。伝統ある「スピーチ・アンド・ディベート・クラブ」でもキャプテンとして活躍したほか、性差別に反対する学生グループを創設し、4年生の学年委員会では総務を担当した。
SATは1600点満点中1560点。大学受験に当たっては、エッセーを70本書くのに200時間を費やした。1校当たり50〜85ドルの出願料はカレッジボードの補助制度を通じて免除となった。最初の合格はニューヨーク州立大オルバニー校。その後、ミシガン大、ニューヨーク大、ボストン大、ジョージタウン大などが続いた。
3月28日はアイビーリーグの全校がメールで合否を通知する日。マレーナさんは「まずコーネル大が合格で安堵。次にハーバード大のメールを開けて、絶叫した」と笑う。「心の底では、いつもハーバード大に行きたいと思っていた」からだ。願いが叶ったマレーナさん。この秋からはハーバード大で政治学と物理学のダブルメジャーに挑戦する。
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