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「言いようのない悲劇避ける」
17人死亡のブロンクス火災受け、アダムズ氏

ニューヨーク市のアダムズ市長は20日、17人が死亡した1月のブロンクス区での火災を受け、火災安全の執行や支援活動を強化することなどを柱とする行政命令に署名した。CNNなどが報じた。
アダムズ氏は声明で「われわれは2カ月前に起きた、言いようのない悲劇を避けるために、すべてのニューヨーク市民に対し、あらゆる建物に必要となるツールを装備させるための努力をする必要がある」と強調。市消防局(FDNY)と市住宅保存開発局(HPD)が連携を強化し、火災安全に違反する建物を探すとともに、アパートの入り口ドアに火災安全通知を貼るなどの対策に着手する考えを示した。
行政命令には、火災発生時に市民が安全を保つための行動を示すことに加え、煙探知機や自動開閉式ドアの設置など緊急時のリスクを減らす方法を啓蒙するためのキャンペーンを始めることも盛り込まれた。FDNYと市教育局は、児童・生徒や教職員の避難方法についても学校に提示するとしている。
ブロンクスの火事は、3階にあった2世帯住宅でのヒーター故障が原因とされており、玄関の自動ドアが閉まらなかったという。煙は15階まで到達。子ども8人を含めた17人の犠牲者は全員、煙を吸引した一酸化炭素中毒が原因で死亡した。
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