12月23日【気になったニュース】年末年始特大号で、今年を振り返ってみると。

皆さん、一週間おつかれさまでした。DAILYSUNでは、金曜日に年末年始特大号を発行し、これから年末にかけては、ゆっくりと今年の振り返りができればと思っているところです。

年末年始特大号にあります「激動の2024年、アクセスランキング」を見ていると、今年もいろんなことがありましたね。アメリカ大統領選挙や世界の政治・経済動向が（ほぼ）でてこず、「卵サンド、おにぎり、味噌ラーメン 米セブンーイレブン、日本メニュー導入へ」などがランクインするあたりは、NY周辺日本人コミュニティ・メディアとしての特徴をきちんと出せているように思います。（“激動”と言っておきながら。。。でも食べないことには。。。）

一方で、物価、不法移民、地下鉄事件などの社会問題、大腸菌、食中毒などの医療・健康・生活問題など、やはり日常生活に身近な記事は、関心が高く、こちらもコミュニティ・メディアっぽいですね。「アジア系に根強いヘイトへの懸念」という記事もランクインしていましたが、今後アメリカ国内での社会分断化が激しくなるおそれも踏まえて、生活情報（安全、医療、教育など）は引き続きしっかりとお伝えできればと思っています。（そんななかだからこそ、「Shōgun　将軍」を通じた真田広之さんの活躍はうれしかったですね。大谷翔平選手もですが。）記事末尾で“編集部のつぶやき”をはじめましたが、こちらを通じて、記事に載っていない事象背景・本質部分を加えることにより、より皆さんのお役に立つ情報提供をできればとも思っています。

DAILYSUNの独自取材記事が、多くランキング入りしたのもうれしかったです。今年は、独自取材記事を増やしてきましたが、そのなかで上記真田さんの記事に加え、こちらの小売店の記事（トレジョ）や、「進撃の巨人」、ジャパンパレードなどなど様々なニュースを我々自身で発信できる（かつ読まれている）ようになったのは、やはりメディアとしてはうれしかったですね。ランキングにはでませんが、コミュニティ強化活動として、ライター講座やSNS講座といったイベントに加え、学校関係者の集まりなど対面イベントを増やせたのも今年の成果かと思っています。

今回の特大号で奇しくも、村本大輔さん（ウーマンラッシュアワー）や津山恵子さんがコラムで、NYでの生活の厳しさ（と日本での生活の快適さ）を書かれていました。確かに、NYでの生活は厳しいと思います。ただ、それはやはりNYが、“誰もが、自分らしくいることができ、また成功するチャンスがある街”として、世界中からタレントを惹きつけ、常にダイナミックに変化し続けているからだと思います。

来年は、さらにNYを皆さんに楽しんでいただけるように、“生活のディスアドバンテージをなくす”ための生活情報、“NYを通じて自身の飛躍の機会を掴む”ための娯楽・機会情報の提供に加えて、“知る”だけでなく、実際にアクションに繋がるような対面を含めたイベント機会を増やしていければと思っています。

来年も、皆さんと一緒に、楽しい一年にさせていただけるのを楽しみにしています。

よい年末年始をお過ごしください。

代表　武田　秀俊

今週の１枚