「世界のサムライドラマを変える」
真田広之さん、初の日米共同製作に挑戦
俳優真田広之さん主演・プロデュースの戦国スぺクタクルドラマ「Shōgun 将軍」が2月27日からHuluで一斉配信される。配信に先駆けて開かれたジャパン・ソサエティー（JS）での特別試写会に製作陣が登場。真田さんは初のプロデュース作品で、「世界の、いや日本のサムライドラマさえも変えていきたい」と語った。
真田さんは「本物（authentic）のサムライ作品を作りたい」と、「トップガン マーヴェリック」の原案を手掛けたジャスティン・マークス監督ら製作陣に加わった。海外ロケ地に時代劇のクルーを日本から呼び寄せ、日本人役は全て日本人というこだわりを通した。
真田さんは、映画「ラスト サムライ」（2003）でハリウッド進出して20年余。「東西チームの協力の賜物を今回、ハリウッドが初めて認めてくれたのは、大きなステップになる」と話した。
「Shōgun 将軍」（10話）は、ジェイムズ・クラベルのベストセラー小説で1980年代に実写化された「SHOGUN」が原作。米国ではhulu、日本ではディズニープラスで配信される。ニューヨークではお馴染みの日本人俳優Ako Dachsさん、ヨシ天尾さんも出演。日本とニューヨークを拠点に活躍する福永壮志さんも7話目の監督に携わった。
（写真、ビデオと文、津山恵子）
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