病院の緊急外来(ER)に勤務する医師。ときとして「こんなことで担ぎ込まれるのか」と呆れることがあるという。ニューヨーク・タイムズが21日、ERの医師が「あなたにしてほしくない」こと6つをまとめた。

「クロックスを履いて、雪や氷の上を歩かない」このサンダルは滑りやすい上に足首のサポートがなく、捻挫や転倒が起こりやすい。シカゴ大学病院では冬の間、週に1人はクロックスによるすってんころりの患者が訪れる。「急いでアボカドを切らない」一緒に手を切ることがある。包丁で手を切ったという患者を見たら、なんと十中八九、アボカドが原因だという。
ベーグルにも注意したい。木製など滑りにくい素材の安定したまな板の上で、添えた手に気をつけながら、包丁を少しずつ動かすこと。
「トランポリンの安全性を過信しない」トランポリンはER医師の間で、「骨折マシーン」と呼ばれている。その他、脱臼、脊椎損傷、頭部外傷となんでもござれ。2009〜18年に80万人がトランポリンでけがをしたとの統計がある。「トランポリンがある誕生日パーティーには、子どもの参加を認めない口実を考える」という医師もいる。
「見知らぬ犬の頭をなでない、顔を近づけない」犬がどんなトラウマを抱えているか、何がトリガーになって凶暴性を発揮するか、飼い主でも分からないことがある。
「体験したことのない症状が出たら、待たない」すぐにERに。心臓発作や脳溢血の場合は、他の人に運転してもらうか救急車を呼ぶこと。高額医療費のことが頭をかすめるかもしれないが、あなたの命には代えられない。「ヘルメットなしに自転車などに乗らない」ついヘルメットなしにソフトボールやスキー、スケートボードをしてしまうが、頭部損傷など大けがのもと。後悔先に立たずだ。
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