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28日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、マンハッタン区の北西に位置するコロンビア大学が、建物の屋上に新型の防犯カメラを設置することを承認したことが、同日までに分かった。
この防犯カメラは「ショット・ストッパー」と呼ばれ、同大学の近辺で犯罪が多発していることから、ニューヨーク市警察(NYPD)は昨年から防犯カメラの設置を認めるよう要請していた。大学側は当初拒否していたが、今回NYPDへの協力を決定した。
担当するNYPD情報技術局のジョセフ・フリーヤー氏は、「ビルのオーナーは往々にして自分のところは安全だという過信がある」と分析。また、「この防犯カメラのセンサーは1.5マイル(約2.4キロメートル)離れていても作動する。最新の技術を活用しない手はない。これで地域の安全は格段に向上する」と述べた。同氏によると、この新型防犯カメラは同大学の建物の屋上から、ウエストハーレムとその近辺での発砲音などを感知する役割も果たすという。
同大学の広報担当、ノア・リックマン氏は、設置を承認した理由について「ショット・ストッパーは大学内部や地域、さらには市全体を含む公共の利益になると判断した」と述べている。

Wally Gobetz
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