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日焼けサロンに通う子どもたちを皮膚がんから守るため14日、ニューヨーク州下院議会で、日焼けサロンの入店制限を3歳引き上げ16歳以上とし、17歳以下は保護者の同意が得られれば許可する、という改正案が可決された。現在の州法では、13歳以下の入店は禁止されているが、14歳以上は保護者の同意が得られれば施設の利用が可能となっている。
米疾病対策予防センターが2009年に行った若者の行動調査によると、高校生の15.6%が過去一年以内に日焼けサロンを訪れており、そのうちの約半数が年に10回以上と回答。また10年のデータでは、ニューヨークエリアの85店の日焼けサロンのうち45店で、日焼けによる皮膚がんの危険性を警告するポスターが貼り出されていなかったことが判明した。
医学専門家からは、日焼けによる黒色腫などの皮膚がんの危険性が長年指摘されているが、こうした因果関係に無頓着な若い世代をがん疾患から守ろうと、州選出の議員らが改正案を提案していた。
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