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ニューヨーク市選挙管理委員会は14日、市議会の公聴会で、現在市で使用されていない旧式の投票機をタッチパネル式端末搭載の情報キオスクに替える案を披露した。同提案に対し、より費用の掛からない電子機器大手アップルのタブレット型多機能端末「iPad(アイパッド)」を使用する代替案も出たが、同委員会は、投票所の職員による盗難を懸念していることを示唆した。
ドーン・サンドウ選挙管理委員長によると、新式の情報キオスクの導入には1台に付き6000ドルかかり、合計1500万ドル(2500台)の導入を見込んでいる。
このため、市議会議員のダン・ハロラン氏は、自身の1台299ドルのアイパッドを取り出し、「(選挙に関する情報提供ならば)これですべて賄えるのではないか」とキオスクの導入を疑問視した。
この発言に対しサンドウ氏は、「アイパッドのように小型の機器はどのような盗難防止策を講じても盗まれる」と投票所の職員による盗難を理由にアイパッド投入案を却下した。
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