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ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長が市議会に対し、同市内で販売されるたばこや葉巻1箱の最低価格を10.50ドルに設定することを提案していることが判明した。同条例の導入で、喫煙により健康を阻害するリスクの高い18歳以下の若年層や低所得者層が、たばこを手に入れにくい環境を作ることを目指す。
新条例は、ブルームバーグ市長が先日発表した、デリなどでのたばこの陳列販売を禁止する計画に付随させたもので、販売店舗が割引クーポンを提供したり、2箱を1箱分の値段で販売するなどのプロモーション販売も禁止し、安価なたばこが出回ることを防ぐ狙いがある。
全米で最もたばこの値段が高いニューヨーク市では、1箱につきすでに5.85ドルのたばこ税がかけられている。また、卸売業者や小売業者に対しては、さらに価格をつり上げる義務を課し、顧客の集まりやすい大型チェーン店などでのたばこの安売りを防止し、デリなどの小規模ビジネスを保護している。
このようなたばこや葉巻の最低価格を指定する条例は、ことし1月にロードアイランド州で施行された。複数のたばこ会社が抗議したものの敗訴しており、現在、上訴中である。
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