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㊤質問をしながら日本酒の味を確かめる飲食業関係者㊦日本酒を深く知ってもらうための新しい試み「スタディークラス」=2日、アスターセンター(いずれもphoto:Iwasaki)
北米における日本食普及のけん引役である米国西本貿易株式会社が2日、毎年恒例の酒・焼酎イベントをマンハッタン区のアスターセンターで開催した。同社は昨年大きな区切りとなる100周年を迎えており、ことしはさらなる新しい一歩にふさわしく、同社が取り引きする蔵元や飲食メーカーなど、昨年を上回る35社以上がブースを構えた。各蔵元およびメーカーは現地の飲食業関係者らに向け自慢の品々をアピールし、販売促進に努めた。
今回は、日本酒や焼酎を楽しみながらより深く知ってもらうための試みとして、テイスティングした日本酒の銘柄を当てる「ブラインド・コンテスト」や、日本酒にまつわる基礎知識が学べるセミナー「スタディークラス」が行われ、大きな盛り上がりを見せた。
ブラインド・コンテストは誰でも気軽に参加することができ、正解者にはニューヨークの有名日本食レストランの豪華食事券がプレゼントされた。
また、酒サムライとして有名なティモシー・サリバン氏と蔵元のコラボレーションによるスタディークラスの参加者のほとんどが非日系人で、日本酒に使われる米の種類やアルコール度数、流行のフレーバー酒の作り方などについて、さまざまな質問を投げかけた。
会場では日本の酒と良く合うさまざまな日本食も紹介された。中でもニューヨークで定着しつつあるラーメンの麺について紹介するデモンストレーションには多くの来場者が立ち寄り、ニューヨークでのラーメンブームが一過性でないということをあらためて証明する形となった。
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