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アイフォーン5(左)とアイフォーン4S
米電子機器大手アップルが、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の旧型モデルを対象とした下取りプログラムを、今月中にも開始する計画でいることが分かった。米ブルームバーグ通信が複数の情報筋の話として報じた。
同プログラムは最新機種であるアイフォーン5の購入者を対象に、旧製品のアイフォーン4および4Sの下取りを行うもので、直営店であるアップルストアで実施される予定だという。アップルは米ブライトスターと提携し、同社に下取りプログラムの管理を委託する。アイフォーンの下取りサービスはこれまでにも携帯大手AT&TやTモバイルが手掛けてきたが、アップルが直接実施するのは今回が初めてとなる。
韓国サムソン電子の「ギャラクシー」シリーズの人気上昇などにより、米スマートフォン市場の競争が激化する中、アップルは今回の下取りプログラムでアイフォーン最新機種の販売促進を狙うものと見られる。
情報筋によると、下取りされた旧モデル製品は安価なスマートフォンの需要が高い新興諸国で販売される予定だという。
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