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ニューヨーク市内の不動産に関する調査(プルデンシャル・ダグラス・エリマンとシティハビタッツ)で、マンハッタン区のアパートの家賃がさらに値上がりを続けていることが分かった。一方で、ブルックリン区では先月比3%減とわずかながら値下がりが見られた。
市内の不動産業者らが行った調査によると、マンハッタン区では5月の平均アパート家賃は3448ドルで、前月と比べて81ドル、昨年同時期との比較では10ドル上昇した。また空室率は1.6%で、昨年同時期の2.5%から激減した。
調査を行った業者によれば、ことしは新たに市場に出された賃貸物件が1500件と少なく、家賃上昇の一因となっているという。なお、2014年には3200件以上の賃貸向け新物件が開放される見通し。
過去最高額は昨年8月の3461ドルで、今回の数値はこれに次ぐ高額となった。
一方、ブルックリン区では、5月の賃貸中間価格が先月比で3%減少し、2579ドルだった。専門家によると、「金利が下がっている今、家の購入希望者が増えている」ため、賃貸需要がわずかに縮小していることが影響しているという。
とはいえ、家賃は全体としてはこれまでになく高くなっており、特にパークスロープ、ボーラムヒル、コブルヒル、ウィリアムズバーグなどの地域は人気が高まる一方だという。
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