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賃貸物件が不足し、家賃は高騰、ニューヨークは過去数十年間で最悪の住宅危機の真っただ中にある。そんな中、市内でのアパート探しをドキュメント化したYouTubeの動画が注目を浴びている。ニューヨークタイムズが22日、伝えた。

NYC apartment hunting 2025 | 10 apt tours w/ prices + tips!の
キャプチャ(photo:Heather MaldonadoのYouTube,
https://www.youtube.com/watch?v=KLYDUZQ_mXE&t=1441sから)
あるクリエイターが案内するアパートは、マンハッタンにある家賃3350ドルのスタイリッシュなスタジオ。大きな窓はあるものの、標準的なコンロやフルサイズの冷蔵庫はない。続く3500ドルのアパートは、装飾的な廻り縁と約2.7メートルの天井でニューヨークらしい雰囲気だが、浴室のパイプは錆びて水漏れしている。次に案内されるのは、改装された古いホテルの22階にある家賃5000ドルのペントハウスだ。
こういった動画は、高級住宅ばかりを紹介する従来の不動産番組と異なり、ニューヨーカーの多くが直面する現実をよりリアルに伝えている。どの動画も似通っていて、クリエイターが1軒ずつアパートを回り、価格、設備、景色、害虫のリスク、近隣の店舗や公園など、詳細を説明し検討する。
実際のアパート探しにこれらの動画を参考にする視聴者もいるが、多くはエンターテインメントとして楽しみ、視聴者の大多数は市外居住者だ。クリエイターを通じてニューヨーク暮らしを疑似体験したり、自身の若き日を懐かしんだり、他人の不幸を喜ぶなど、楽しみ方は人それぞれのようだ。
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