2013年7月24日 NEWS

NJ州で偽爆弾騒ぎ 犯人はXboxのプレーヤーか?

 ニュージャージー州ユニオン郡の民家で21日爆弾騒ぎがあり、地元の警察当局は、同日その家の住人とテレビゲームXboxをプレーしていた“ゲーマー”の中に偽の通報をした犯人がいるとみて捜査中である、と発表した。
 通報はスカイプと同種のインターネット電話からで、「同郡ケニルワースにあるニューアーク通りの民家にパイプ爆弾が仕掛けられ、2人が人質となっている」という内容であった。
 通報を受けた警察は民家付近に避難命令を出し、爆発物処理部隊が3時間にわたり捜索したが、爆弾も人質も発見されなかった。
 この家の住人は通報があった当時、ビデオゲームの「ヘイロー」をオンラインでプレーしており、警察は複数人いるプレーヤーのうちの誰かが今回の偽の通報に関係しているものとみて捜査を行っている。なお通報の声は作られた声であり、この家の間取りに詳しい人物のようだった、と発表している。
 同州ではことしに入り、公立学校で爆破予告により全校生徒や職員が避難する悪質ないたずらが急増している。通報がある度に警察や爆発物処理部隊が出動するため多額の費用がかかっており、地元警察によると今回の事件の対応にも数千ドルが費やされたという。

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