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ニューヨーク州教育局は7日、ことしから「コモンコア」と呼ばれる新基準を導入した州統一試験の英語読解と数学の合格率が、著しく低下していると発表した。
州では今年度より、深い分析力と創造的問題解決能力が求められるより厳格な新試験基準の導入を開始したが、州内の3〜8年生の生徒のうち、英語読解と数学の試験に合格したのはそれぞれ31%だけだった。旧基準に基づく試験を行った昨年の試験では、英語読解の合格率は55%、数学が65%だった。
ニューヨーク市に限ると、英語の試験に合格した生徒は全体の26%、数学は30%。昨年の合格率は英語が47%で、数学が60%だった。合格率は著しく低下しているものの、州内の生徒数の多い学校の中で、ニューヨーク市の生徒は優秀な成績を収めている。ロチェスター市では英語と数学は共に、合格率わずか5%だった。
「コモンコア」は、オバマ政権が導入した学力レベル向上策のひとつであり、45の州とワシントンDCで採用されている。4月に新基準が導入された際、教師や校長らの間で「難し過ぎる」との声が上がっていた。
市では2009年にあまりにも多数の生徒が優秀な成績を収め、「問題が簡単過ぎる」との指摘があったため、10年度より試験内容の難易度を上げているが、その際にも州全体の合格率は大幅に低下した。
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