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ニュージャージー州のクリス・クリスティ知事は19日、18歳未満の同性愛者の性的嗜好を転向させることを目的とした、州免許を所持するカウンセラーなどによる矯正治療を禁止する法案に署名した。
同法案は6月、州の両議会で可決されていた。法制化により、同州はカリフォルニア州に次ぎ、同性愛矯正治療を違法とする全米2番目の州となった。
カトリック信者であるクリスティ氏は、「性的嗜好は生まれ持ったもので、罪ではない」とし、青少年の性的嗜好を無理に転向させようとすることで、うつ病や自殺などを引き起こす危険性があると指摘した。また同法案を提起し、自らも同性愛者であることを公表している州議会下院議員のティム・ユースタス氏は、同治療について「陰湿な児童虐待だ」と表現している。
矯正治療の方法については批判の声が強まっており、ジャージーシティーにある団体では昨年、治療の一環として、相談者を全裸にしたり、母親を模した人形を野球のバットで叩くことを強制していたことが発覚。4人の同性愛者が同団体を提訴している。
法案の公聴会では、14歳の頃にオハイオ州にある矯正キャンプに送られ、治療として電気ショックを与えられたり、吐き気を誘発する薬を服用させられたと訴える女性もいた。
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