2025年7月3日 NEWS DAILY CONTENTS

独立記念日3連休の過ごし方 どこにも出かけないあなたへ

昨年の7月4日を含む週末のマンハッタンの地下鉄利用者は、翌週の同じ日と比べて20%以上減少。7月4日が金曜に当たるため今年は3連休となり、ニューヨーク市内は昨年よりさらに人が少なくなることが予想される。3日付けのゴッサミストは(街から)人が消える今だからこそ、行列や予約、人混みで混雑する場所を楽しむ絶好の機会として、その一部を紹介している。

行列ができるRdio Bakeryのプロスペクトハイツ店。普段は長蛇の列だが、連休前日とあって比較的少なめ。ゆっくり列に並ぶのもいいかもしれない(3日、ブルックリン / photo: 本紙)

ブルックリンはウィリアムズバーグの地下鉄グラハムストリート駅近くにある精肉店The Meat Hookのバーベキュー。行列が角を曲がった先まで続く人気スポットだが、リッチな地元住民がバケーションに出かけるため、行くなら今がチャンス。

同じブルックリンのグリーンポイントやプロスペクトハイツにあるRadio Bakery。いつ行っても長蛇の列で、商品がなくなり次第終了の超難関店だ。諦めていた人はこの機会に。サウスブロンクスのLechonera La Piraña。ここの絶品ローストポークは通常なら2時間待ち。ブロンクスに足を延ばしたついでに寄ってみよう。

観光客が少ない3連休中はフェリーに乗るのもおすすめ。市営フェリーのガバナーズ島、レッドフック、ロッカウェイ行き航路は、到着地でのお楽しみがいっぱい。摩天楼の景色を堪能しながら風に吹かれれば、日頃の憂さも飛んでゆく。さらにうれしいことに5日からは、12歳未満の子どもはNYウォーターウェイのフェリーが無料になる。

クーラーが効いた映画館で、快適に過ごすのはいかが?ニューヨークの最新映画館、ブルックリン・リッジウッドにある44席のローシネマでは週末、われらがマーティン・スコセッシ監督の「ミーン・ストリート」とスーザン・サイデルマン監督の「スーザンを探して」を上映。

どちらもニューヨークを象徴する名作だ。レトロな映画館の内装にも注目。入場料は15ドル(安い!) Low Cinema の公式トラベル用歯ブラシ(5ドル)は映画好きの友達へのニューヨーク土産に。

ウィンブルドンの試合を木陰で観るのもオツなもの。ロンドンでの夜の試合はニューヨークでの日中のリラックスに最適。4〜6日まで、ウィリアムズバーグのマッカレンパーク内のマッカレンパークハウスでは終日、試合のストリーミングを配信(無料)。飲み物も販売している。

最後に、独立記念日のインスタの背景はエンパイア・ステート・ビルで決まり。アメリカ国旗の色、赤・青・白でライトアップされる。

                       
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