2025年7月9日 NEWS DAILY CONTENTS EVENTS

NYで最大規模の「歩行者天国」がやってくる!おすすめの楽しみ方や時間帯を紹介

ニューヨークのど真ん中を、車を気にせず自由に歩ける。そんな夢のようなイベント「Summer Streets(サマー・ストリーツ)」が、今年もやってくる。2025年はニューヨークシティの誕生400周年を記念してこれまでで最大規模の開催となり、5つの区すべてで開催&400ブロック以上が解放される。

サマストリートの様子、NYC 公式サイトより

Summer Streetsとは

Summer Streetsは、夏の土曜日にニューヨーク市内の道路を車両通行止めにして開放する人気イベントだ。普段は車でごった返す通りが、歩行者、ランナー、自転車利用者のための自由な空間へと変わる。街の中心部を思い切り歩けるのはもちろん、各所でアート展示、ライブパフォーマンス、フィットネス体験、文化プログラムなどが開催され、都市全体がフェスティバルのような雰囲気に包まれる。

2025年の注目ポイント

1. 過去最大規模の実施 

ブルックリン・ブリッジからインウッド(マンハッタン最北端)までのルートが初めて歩行者天国として開放される。その距離なんと約35km。市内全体では400ブロック以上が対象となり、5つの区すべてで展開される。これは過去最大規模の実施となる。

2. ランニング・ウォーキングイベントが開催

ニューヨーク・ロード・ランナーズ(NYRR)と連携し、初心者向けのランニング・ウォーキングイベント「Start Line Series」が新設される。誰でも気軽に参加できる内容で、街を走る楽しさを改めて体感できる機会となっている。

3. シティバイクを無料で利用できる

Citi BikeとLyftによる無料デーパスの提供も見逃せない。Citi BikeアプリのDaypassタブでプロモコード「LYFTSUMMER25」を入力すれば、クラシックタイプのシティバイクを一日無料で利用できる。

4. ハーレムの休憩スポット

ハーレムでは、アダム・クレイトン・パウエルJr. ブールバード(110丁目〜125丁目)に特設の休憩スポットが設けられ、地域文化を反映したアクティビティが展開される予定だ。

おすすめの時間帯と楽しみ方

イベントは7時から15時まで開催されるが、おすすめは比較的空いている午前7時から9時ごろ。特にマンハッタンルートでは、朝の清々しい空気の中で摩天楼を背景に歩く爽快感が格別だ。通り沿いには休憩スポットやカフェも多く、朝食やコーヒーをテイクアウトしてベンチで一息つくのもよい。

道沿いのアート作品や音楽ステージをのんびり楽しみながら、シティバイクに乗って市内を縦断するのもおすすめ。雨天でも開催されるので、天気にかかわらず気軽に出かけられるのも魅力のひとつ。最新情報やスケジュール変更は、NYC DOTのインスタグラムやXで確認できる。

スケジュール

7/26(土)〜8/23(土)毎週土曜 7:00-15:00 

7/26(土) クイーンズ & スタテンアイランド
Queens:Vernon Blvd., from 44th Dr. to 30th St.
Staten Island: Forest Av., from Broadway to Bard Av.

8/2(土)、8/9(土)、8/16(土) マンハッタン
Manhattan:Brooklyn Bridge to Dyckman St. in Inwood
ルート
along Lafayette St. and Park Av. up to 110th St., west on 110th St. to Broadway, then north to Dyckman St.
特設ハーレム休憩所
Adam Clayton Powell Jr. Blvd., from 110th St. to 125th St.

8/23(土) ブロンクス & ブルックリン
Bronx: Grand Concourse, from E. Tremont Av. to Mosholu Pkwy.
Brooklyn: Eastern Pkwy., from Grand Army Plaza to Buffalo Av.

公式サイト
https://www.nyc.gov/html/dot/

公式インスタグラム
@nyc_dot

公式X
@NYC_DOT

                       
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