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空の旅人にとって機内でのWi-Fiサービスは気になるところ。ネットワーク分析会社オークラ(Ookla)がこのほど、主要航空会社のWi-Fiサービスを調査。ハワイアン航空とカタール航空がスペースX社のスターリンクを利用しており、最も信頼性と速度の高いWi-Fiサービスを提供していることが判明した。ビジネストラベラーが11日、伝えた。

調査は2025年の第1四半期に実施。ダウンロードとアップロードの速度はいずれも中央値を採用した。ハワイアン航空は2024年9月からエアバスA330とA321でスターリンクによるWi-Fiサービスを開始。日本路線も含まれており、しかも無料。ダウンロード速度は161.76Mbps、アップロード速度は20Mbpsとなっている。カタール航空は昨秋からボーイング777でスターリンクの利用を開始。ダウンロード速度は120.6Mbps 、アップロード速度は21Mbpsだ。
オークラの調査によれば、アジア系航空会社では、日本航空のダウンロード速度は14.38Mbps、ANAのダウンロード速度は23.26Mbps、Zipairは13.13Mbps。さらに、シンガポール航空のダウンロード速度は25.55Mbpsで、キャセイパシフィック航空のダウンロード速度は7.28Mbpsだった。
また、米系航空会社では、ユナイテッド航空のダウンロード速度が33.79Mbps、アメリカン航空のダウンロード速度は50.08Mbps、デルタ航空は54.13Mbpsだった。ユナイテッド航空は今年5月、スターリンクの利用で契約を締結。漸次、サービス提供を開始する予定だ。しかも現在8〜10ドルのWi-Fiサービスを無料にするという。
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