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食品廃棄物問題は世界中で深刻化している。アメリカでは、生産された食品全体の約40%が廃棄されているのが現状だ。ワールド・ポピュレーション・レビューはこのほど、「食品廃棄物の量」「再利用された食品の割合」「食品廃棄物削減の取り組み」の3つの要因に基づき、食品廃棄物問題への取り組みが最も成功している州をランク付けした。

総合順位でトップだったのはマサチューセッツ州で、食品廃棄物の量が全米で3番目に少なく、再利用された食品の割合が1位(リサイクルされた割合が2位、寄付された割合が3位)、食品廃棄物削減の取り組みについては2位だった。
総合2位はコネティカット州で、食料廃棄物の量が全米で4番目に少なく、食品の再利用も4位、食品廃棄物削減の取り組みについては5位だった。総合3位はオレゴン州、4位はバーモント州、5位はルイジアナ州と続き、総合8位のニューヨーク州は、食品廃棄物の量ではワースト7位だったが、食品の再利用で22位、食品廃棄物削減の取り組みで4位。ニュージャージー州は総合ワースト22位で、食品廃棄物の量がワースト24位、再利用で16位、取り組みはワースト21位だった。
一方、食品廃棄物の問題が最も深刻な州は、アリゾナ、ノースダコタ、ハワイ、ネバダ、オクラホマ州だった。
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