空の旅での頭痛の種は便のキャンセルや遅れだけではない。預け入れ荷物の遅延、紛失、破損もある。どうしたらよいだろうか。CNNが対策をまとめた。

事前にできることは、まず「ノンストップ便を予約する」預け入れ荷物の紛失のほとんどは乗り継ぎ時に発生する。それを避けられる。「格安航空会社を利用する」ノンストップ便が多い。「スーツケースと中身を写真に撮っておく」届出書の記載に役立つ。「航空会社の手荷物追跡アプリを使う」。アップルエアタグを使ってモニターするという手もある。
その他「手荷物タグをスーツケースの外と内に付ける」「荷物を減らし、機内持ち込みだけにする」「旅行保険を購入する前にクレジットカードの付帯保険を確認する」「長期滞在などでは、荷物を別送品とする」などだ。
荷物を預ける際は早めに。出発時間ギリギリでは荷物トラブルが発生しやすい。米運輸保安局(TSA)は、貴重品は機内持ち込みにするようにとアドバイスしている。「航空会社の手荷物タグが正しいかを確認し、手荷物引換証の保管も忘れずに」
目的地に到着後、バゲージクレームで自分の荷物が出てこない場合はまず「近くのターンテーブルを確かめる」。ない場合はアプリで追跡。そして各航空会社の手荷物係員に報告し、届出書に記入する。荷物は次の便で到着することも多いので「時間があれば待つ。急いでいる場合は滞在場所を告げ、航空会社の配達サービスを利用する」。遅延により新たに購入したものがあればそのレシートを取っておく。補償請求に必要だ。
紛失、盗難、破損の場合は、「各航空会社のポリシーに沿って補償を請求する」。協力を得られないようなら、米運輸省(DOT)に苦情を申し立てる。スーツケースのキャスター(車輪)や取っ手、バンドの破損も補償してもらえる。クレジットカードの付帯保険や旅行保険の補償請求も忘れずに。
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