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ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長はこのほど、市内の10地域で無料Wi-Fiサービスを提供する試験的プログラムを12月から開始すると発表した。
今回選ばれたのはダウンタウン・ブルックリン、金融街、ロングアイランドシティー、ハーレムなど、いずれも近年IT関連企業の進出が目覚ましい地域ばかり。同氏は「無料Wi-Fiサービスはビジネスの発展に欠かせないものであり、今後もその必要性はさらに増すだろう」と市の取り組みを説明した。
このサービス提供の取り組みを支援する非営利団体NYCワイヤレスの責任者ダナ・スピーゲル氏は、「現在、無料公共Wi-Fiを提供しているのは市全体の5%の地域に過ぎず、これはフィラデルフィアやサンフランシスコといった他都市に比べると非常に少ない」と現状を説明した。また「外出先でインターネットを使用して仕事をする機会は増加する一方で、Wi-Fi環境の整備は今や必要不可欠」と指摘している。
ブルームバーグ氏はこれと同時に、ブロードバンド接続環境に関し、市内のビルを評価する「ワイヤードNYC」プログラムにも着手したことを表明した。すでに150棟のビルが登録されており、今後3段階の評価が付けられウエブサイトで公表される予定。
この無料Wi-Fiサービスプログラムの全リストは、ニューヨーク市の公式サイトnyc.govで閲覧することができる。
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