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ニューヨーク市議会は19日、ことし最後の立法議会において、健康と環境に関する3件の条例案を可決した。
1件目は、発泡スチロール容器の使用禁止について。リサイクルが難しく、飲み物や油、食べ物が付着した発泡スチロール製のコップやトレイ、容器がごみ廃棄場に大量に山積されることに対し、環境問題の専門家らが長年抗議していた。
同条例案は満場一致で可決されたが、これを受け、大手製造業者ダート・コンテイナーらがロビー活動を実施。政府は、発泡スチロールが安価でリサイクル可能なことを、同社らが衛生局に証明するための猶予期間を約1年間設け、証明できなかった場合は、2015年7月1日から施行するとの妥協策を提示した。
2件目は、電子たばこ(Eシガレット)に関する規制。ニコチン溶液を電池で蒸気化させて吸引する電子たばこが、普通のたばこより安全であるとして利用者が急増しているが、健康に及ぼす影響については未だ明らかにされていない。
同条例案は、飲食店や公園、オフィスビルなど、公共の場における電子たばこの吸引を禁止するもの。
3件目は、生ごみの堆肥化。大規模レストラン、食料品店、仕出し屋など、食品関連の業者は、食品廃棄物とその他のごみとを分別し、堆肥化施設に持ち込むことを義務付けるもの。同条例の施行は、15年7月となっている。
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