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北米各地を襲っている寒波は7日、ニューヨーク市でも猛威を振るった。同日朝、マンハッタン区のセントラルパークでは気温が摂氏−15度を記録し、1896年の同日の最低気温記録を更新した。市では緊急時に備え人員を確保するとともに、市民にはできる限り外出を控え、防寒に努めるよう呼び掛けた。
米国立気象局によると、この大寒波は北極圏上空の「極渦」と呼ばれる強力な気流の渦により起きたもので、寒冷前線の南下に伴い、極渦がニューヨーク周辺地域を襲い、気温が急激に低下した。同局の予報では、週末に向かって寒波は収まる見込み。
同市のビル・デ・ブラシオ市長は6日、今回の寒波は「危険」であるとし、「低体温症や凍傷などを避けるためにも、市民は暖かくして過ごすように」との声明を発表した。
市では7日、突風のため体感温度は約−25度まで下がると予測、このような低温では外気に10分以上さらされると凍傷の危険があると市民に注意を喚起した。また市の緊急管理局では、市内の公営住宅の住民に対し、暖房が効かない場合は直ちに311へ報告するよう呼び掛けた。その他、米自動車協会(AAA)は、寒波によりバッテリーに問題が起きたドライバーからの電話が鳴りやまず、終日対応に追われた。
米中西部から南部にわたる広範囲でも寒波の影響が出ており、同日までに20人超の死亡が確認されている。
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