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“おしゃれな高級住宅街”として、ブルックリン区ブラウンストーン地区の人気が昨今、急上昇している。
不動産会社アイディアル・プロパティーズは9日、今年度第1四半期の統計を発表し、同地区の住宅購入者のうち、年収が30万ドル以上の高額所得者は、前年の同時期に比べ316%も増加したことが分かった。
またブルックリン区全体においても、今期住宅を購入した人のうち、年収30万ドル以上の高額所得者の占める割合は30%に上る。
ブラウンストーン地区は、同区北部から北西部に広がり、名前の通りブラウンストーンのタウンハウスやアパートが並ぶ歴史ある住宅街。同統計によると、もっとも人気があるのは、パークスロープ、ウィリアムズバーグ、ブルックリン・ハイツ、コブルヒル、フォートグリーンとなっている。
同地区は特に若い世代に人気があり、同統計では住宅購入者の52%が30代とされている。また、住宅を購入する以前から同区の住民であった人は全体の39%、次に多いのはマンハッタン区の住民であった人の17%となっている。
人気の上昇に伴い住宅価格も高騰しており、同地区のタウンハウスの平均価格は1年前は150万ドルであったが、ことしは220万ドルにまで跳ね上がっている。
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