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ニュージャージー州の高校卒業率が昨年から1%増えて、87.5%となったことが分かった。
同州教育局によれば、2009年に高校(9年生)に進学した生徒のうち、9万5000人が昨年6月に卒業し、約4400人が中退、5600人が留年したという。また州内の高校のうち27校が、卒業率100%を達成したことも判明した。
同州政府幹部はこの結果について、「卒業率が上昇したことには、大きな意味がある。州内の各学区が多大な努力を払っている成果だ」と評価した。
ニュージャージー州では11年に新たな計算方法を導入して以来、卒業率が上昇している。しかし学校関係者によれば、この背景には計算方法の変更だけでなく、8年生の段階で生徒や保護者との進路相談を徹底するなど、新たな対策を行ったことが奏功したという。
一方、ジャージーシティ(67%)やトレントン(48%)などの一部の都市部の大規模学区では、依然として卒業率が低い地域もあった。
また、経済的に困窮していない家庭の生徒のうち、4年で卒業した生徒の割合が91.8%だったのに対し、低所得世帯の生徒については77.1%だった。
さらに、英語力に問題がある生徒の卒業率は70.5%ともっとも低かったほか、白人生徒の卒業率は93.1%、アジア系は95.5%であるのに対し、アフリカ系は76.4%、ヒスパニック系は78.6%と、社会的格差や人種による差が目立った。
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