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高騰が続くニューヨーク市の家賃だが、マンハッタン区ハーレム地区やブルックリン区の人気エリアなどを中心に、上昇傾向にますます拍車がかかっている。
ことし4月の平均家賃を調査した最新の報告書によると、マンハッタン区では前年同時期と比べ5%以上高い4000ドルに上昇。なかでもハーレム地区がこれまでにない勢いで急上昇しており、昨年比13.7%増の2528ドルであった。
一方、ブルックリン区ではベッドフォード・スタイブサント(ベッドスタイ)の人気がうなぎ上りで、同地区内のスタジオは1年間で21%増と急上昇し、2005ドルとなった。
家賃高騰の背景には、失業率が改善しつつあることに加え、金利が上昇しているため、住宅の購入を控えて賃貸住宅にとどまる人が増えていることが挙げられる。
調査を行った不動産業者のダグラス・エリーマンなどの専門家らは、こうした経済状況はしばらく続く可能性が高いため、近い将来に市内の家賃が下がる見込みは低いとの見解を示している。
一方、同社の専門家は、マンハッタン区で進行中のハドソンヤード再開発計画や、ブルックリン区のダウンタウンやウィリアムズバーグなどで建築中のアパートが完成し供給の充実が進むことにより、市場の動向が変化すると予想している。
また長期的には、同市のビル・デ・ブラシオ市長が提唱する低価格住宅の建築プロジェクトが、市場に好影響を与えることも期待されている。
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