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ニュージャージー州議会上院委員会は6日、たばこの購入が可能となる年齢を、現行の19歳から21歳に引き上げる法案を、賛成多数で可決した。この法案が成立すれば、同州は喫煙年齢を21歳に引き上げる全米で最初の州となる。
ニュージャージー州では2006年に、たばこ購入の年齢制限を18歳から19歳に引き上げている。しかし同法案の発起人であるリチャード・コーディ、ジョセフ・ビターレ両上院議員は「1年の引き上げでは若者の喫煙歯止めに十分な効果が得られない」として、21歳に引き上げる法案を新たに提出した。
一方、委員会では、たばこ販売店の協同組合の代表者から「アルコールと違い、たばこは使用した方は罪に問われない。売る方だけに処罰が与えられるのは納得できない」との意見が出されたほか、「税金を支払い、軍隊で戦うことができる年齢なのに、たばこを購入することができないのは不公平」として、反対票を投じた議員もいた。
同州では、昨年度の会期中にも同様の法案が委員会で承認されたが、法制化に至る前に失効している。
ニューヨーク市では先月より、最低喫煙年齢を21歳に引き上げる条例がすでに施行されており、ニューヨーク州サフォーク郡でも4月に、同様の条例が可決されたばかり。
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