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ことし5月にロウワーマンハッタンにオープンした9.11記念博物館の訪問者数が30万人を突破した。当初の予想を5%上回る結果となった。
同記念館代表のジョー・ダニエルズ氏によると、年間訪問者数は250万人を目指しているという。同博物館がオープンして間もないことと、季節毎に異なる旅行者数の影響で、各月により予想される訪問者の数は異なってくるが、同氏はオープンから今年度末までのおよそ7カ月間に、150万人が訪れるであろうと推定している。
同博物館とメモリアルプラザの運営には年間6300万ドルが必要とされるが、連邦政府からの援助はなく、ほとんどがその入館料により賄われるという。博物館が入館料を取ることについては当初、遺族の一部から非難を受けていたが、健全な財政状態を保つためには、入館料は必要であると納得する遺族も多くいた。
世界中から人々が訪れる同博物館だが、ニューヨーク市民の中には複雑な心境の人も多く、「政治的過ぎる」といった意見も聞かれた。だが、早期のデータによると、博物館の訪問者はニューヨーク州民がもっとも多いという。これにカリフォルニア州、ニュージャージー州からの訪問者が続く。
2001年に発生した米中枢同時テロで倒壊した世界貿易センター跡地に建設された同博物館は、歴史的に重要なものや犠牲者に深くかかわるものなど、同事件にまつわる貴重なものや資料が多数展示されている。
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