RELATED POST
マンハッタン区グリニッチビレッジで、近隣住民に昔から愛されてきた一風変わった古屋敷が取り壊されることになりそうだ。同家屋はチャールズ通りとグリニッチ通りの角にあり、現在2000万ドルで売りに出されている。
現在の建物を取り壊した後の敷地には、コンドミニアムの建設が計画されている。
同地区で古い建築物の保全に務める市民団体グリニッチビレッジ歴史建造物保存協会のメンバーであるアンドリュー・バーマン氏は、同家屋の取り壊しに強く反対しており「グリニッチビレッジ地区の歴史を象徴する屋敷を何としてでも守る」と語った。
その一方で、住宅開発業者にとっては同家屋の取り壊しは大きな利益に繋がる話である。
しかしながら、建造物群保存地区にあるため、既存の建物を取り壊す際には市から許可を得る必要があり、買手が現れても許可が出ない場合は大損となる可能性がある。
1940年代には「グッドナイト・ムーン」の著者である著名な絵本作家、マーガレット・ワイズ・ブラウンが住んでいたこともある同家屋は、およそ19世紀に建築されたと考えられており、1988年に現在のオーナーの手に渡った。
皮肉なことに、同家屋は1967年に取り壊しを免れるためにグリニッチビレッジ地区に移されたのだという。
なお、現オーナーおよび担当不動産業者のERGプロパティ・アドバイザーズは、売りに出されている同物件に関してコメントを控えた。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








