2014年9月19日 NEWS DAILY CONTENTS

組合が巨大南京虫人形で抗議 賃上げ求めホテルに嫌がらせ

 マンハッタン区ミッドタウンにある「ザ・ニューヨーカー・ホテル」は11日、労働組合がストライキのためにホテルの正面玄関前に設置した巨大なベッドバグ(南京虫)のビニール人形の撤去を求め、ニューヨーク州高位裁判所に緊急裁判所命令の発令を求める訴えを起こした。
 同ホテルの改修工事を請け負うペンキ職人など、労働組合第9地区協議会の組合員は、同区8番街481番地にある同ホテルの玄関前に空気で膨らませたビニール製の巨大ベッドバグ人形を設置し、「同ホテルにベッドバグがまん延している」と書かれたチラシをホテルの訪問客に配った。ストライキは数日前から始まり、午前9時から午後2時までの間で行われたという。
 同ホテルの人事部長がストライキをしていた組合員に、「客がビニール人形を気味悪がってホテルに来なくなる」と抗議すると、ストライキの主催者ジョン・ドリュー氏は、「納得できる賃金を支払うなら止める」と訴えた。また、ホテル側は「同ホテルの清潔度に関する虚偽の噂を広めることを直ちに中止することと、営業妨害により失った損害賠償金を組合側に求めている。
 ベッドバグが見つかったホテルやアパートを報告するサイト「ベッドバグ・レジストリー」には、同ホテルの宿泊客による2件の被害報告が投稿されている。

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