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ニューヨーク州環境保護局(DEC)は6日、セントラルパークで子ぐまの死骸が発見されたと発表した。DECによる剖検の結果、子ぐまはメスだった。
米ウォールストリート・ジャーナル紙は、「DECによると子ぐまは生後約6カ月、体重は20キログラムほど。死因は自動車にひかれたことによる外傷である」と報じている。
犬の散歩中だった通行人二人が子ぐまを発見し、発見者の一人であるフローレンス・スラトキンさんは「69丁目近くの茂みの中にいた子ぐまは口が空いたまま血だらけで、初めはアライグマかと思った。からだの一部は放置された自転車の下敷きになっていた」と状況を説明した。もう一人の発見者ルーカス・アルトマンさんは「5日の夜、散歩中に愛犬のラブラドール2匹が横たわっている動物のにおいを嗅いでいるのに気付き、まさかくまが人間の住むエリアを歩き回っているとは思いもよらなかった」と話している。
現在NYPDの動物虐待担当チームが事件の捜査にあたっている。DECは、今回の事件は動物の違法所持、輸送、および処分が示唆されると述べている。
子ぐまはセントラルパーク動物園で飼育されているくまではないという。
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