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アメリカの鉄道会社アムトラックが、ニューヨークからワシントンD.C.、ボストンを結ぶ新型列車を導入する。

アムトラックが新たに導入する「ネクストジェン・アセラ」は、最高時速は160マイル(約257キロ)で、日本の新幹線(時速285〜320キロ)には及ばないが、アメリカ国内では史上最速の営業列車となる。区間は、ニューヨーク、フィラデルフィア、ボルチモア、ワシントンD.C.、ボストンなど東海岸主要都市を結ぶ。
運行開始は、8月28日で総額20億ドルを投じて製造された新型車両28編成のうち、まず5編成がデビューする。2027年までに、全28編成の新型車両が旧型アセラを完全に置き換える予定だ。つまり、数年以内にすべてのアセラが最新仕様へ移行し、東海岸の高速鉄道サービスは全面的に刷新されることになる。
さらに長期的には、「ワンシート・サービス」と呼ばれる新しい運行計画も発表されている。これはロングアイランドやニュージャージーとアメリカ本土を直通で結ぶもので、乗り換えなしで移動できるようになる。これが実現すれば、通勤や週末の旅行が一段と便利になるだろう。
◆ 移動するオフィスのような列車内
新型アセラは、仕事をするにもリラックスするにも快適に過ごせるようデザインされている。
・高速5G Wi-Fiの無料提供
・各座席に電源コンセントとUSBポートを完備
・個別の読書灯
・車内カフェ「カフェ・アセラ」での飲食サービス
・全車両で広い足元空間
・景色を楽しめる大型窓
従来型より快適性が格段に向上しており、短距離移動でも長距離移動でもストレスを感じにくい設計になっている。新型車両に確実に乗るためには、列車番号を確認する必要があり、「NextGen」を探せば一目でわかる。
Amtrak NextGen Acela
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