アメリカ東海岸でアニメ好きから高い支持を得るイベント「アニメ NYC 2025」が、8月21日に開幕した。8回目となる今回も「ジェイコブ・K・ジャビッツ・コンベンション・センター(通称:ジャビッツ・センター)」を会場に、パネルショーや音楽ライブ、クリエイターの雑貨販売など、コンテンツ盛りだくさんで開催。編集部も初日に潜入してきたので、同イベントの顔とも言える “コスプレ” を身にまとった来場者スナップをお届けする。

毎年、来場者が創意工夫を凝らして挑むコスプレ。作品を忠実に模倣するのではなく、それぞれオリジナルのスパイスを加えたユニークなコスチュームが見ものとなっており、会場フロアではコスプレイヤー同士が交流をしたり、またそんな彼らを記録に収めようと、多くのカメラ・ビデオグラファーも集結する。




◆ 自作キャラで参戦のニューヨーカー
会場内でメイドカフェの店員風なニューヨーク在住の2人組を見つけたので、さっそく話を聞いてみると、「毎年楽しみにしていて、今年はメイドカフェの店員になってみました。実はこの衣装、そしてキャラクターも自分たちで考えたんです!」とのこと。彼女たちが手にしていたトレイには、マカロンやパフェ、そしてオリジナルキャラのフィギュアまで乗っており、もちろんこれも手作りだ。


◆ 「みんなに楽しんでもらえるものを」
また “アニメ” をモチーフにするコスプレイヤーが多いなか、「マクドナルド」の看板キャラであるロナルド・マクドナルドを再現度高く作り上げていた参加者を発見。彼女も毎年イベントに訪れている常連で、このコスチュームを選んだ理由としては「まず、みんなに楽しんでもらえるものは何か? と考えたときにマクドナルドを思いつきました。それに子どもたちにも笑顔になってもらえたらうれしい」と、筆者にもポケットからシールと小さな指輪をプレゼントしてくれた。

会場で編集部がスナップ撮影の声をかけると、参加者たちはみな気さくに応じてくれたのが印象的だった。単にコスチュームを身にまとうだけでなく、それを「人との交流のきっかけ」として楽しんでいるようにも感じられた。イベントは今週末も引き続き開催される予定で、さらに熱気あふれるコスプレイヤーたちと出会えるに違いない。今年の「アニメNYC」の見どころは、ぜひこちらの記事でチェックしてほしい。
Anime NYC 2025
会場
Jacob K. Javits Convention Center
(655 W 34th St, New York, NY 10001)
日程
8/21(木)〜8/24(日)
チケット
・日券:55〜65ドル
・3日通し券:105ドル
・VIPパス:200ドル(限定特典付き)
※学生・障がい者割引の設定あり(詳細は要確認)
公式サイト
https://animenyc.com
公式インスタグラム
https://www.instagram.com/animenyc/
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