元スーパー店員の親子が明かす「スーパーが客に知られたくない15の秘密」を、グルメサイトのチャウハウンドが紹介。前・後編でお届け。

1. 新鮮な商品は奥にある
小売業、特に生鮮食品では「先入れ先出し(First-In, First-Out=F.I.F.O.)」と呼ばれる慣行がある。なぜなら買い物客はまず手近な商品を取り、それより奥の商品の日付を確認しない可能性が高いからだ。消費期限が長い商品が欲しければ奥からゲットしよう。
2. 店のレイアウトは客を混乱させるため
両端の陳列棚は魅力的でカラフルに作られ、客を引き寄せるよう設計されている。レジ通路に入るとすぐ目に入るキャンディや雑誌も、衝動買いを促し空腹感を掻き立てるよう計算されている。市場調査を経て微調整を重ねて特別にデザインされている狭い通路や派手な陳列は、衝動買いを誘発し余計な出費をさせるための戦略だ。
3. 「焼きたて」と「作りたて」は違う
パンやケーキの多くは、冷凍生地を店内で焼いたもの。“手作り”ではない。「焼きたて」とは単にその日に店内で焼かれたことを意味するに過ぎない。
4. 割引棚の商品はワケあり
割引棚の商品は、「賞味期限が近い」「パッケージに傷がある」などの理由で安くなっている。中身は問題ない場合も多い。傷んだ包装の食品を買うのを避けるべき場合さえ分かっているなら、へこんだり傷ついた缶の中からお買い得品を思う存分選んでもかまわない。「胃の中に入ればどれも同じ」なのだから。
5. クーポンはやっぱり最強
店頭で表示されない割引も多く、上手に組み合わせれば驚くほど安く買えることもある。クーポンを確認しないことは、実質的にお金を無駄にしているのと同じだ。
6. サービスカウンターが閉まった後も返金可能
フロントエンドマネージャーさえいれば、サービスカウンターが閉まっていても閉店時間まで返品や返金対応ができることがある。
7. 隠れた値引き「価格マッチ」
各店舗によって価格一致(他店の方が安い場合、その価格に合わせること)に関する方針や、対象となる商品が異なる。特定の祝日の定番商品であれば、顧客を維持するために価格一致に応じる可能性が高い。感謝祭の七面鳥、ハロウィンのキャンディ、フルーツケーキも通常は対象となる。どうしても特定の店舗で購入したい場合は、他の店の価格を伝えて交渉してみよう。
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