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マンハッタン区の公立小学校の1校が宿題を出すことをやめ、家族で過ごすなどの時間にあてるよう指導方針を変えていることが分かり5日、ニューヨークの各ローカルメディアが伝えた。
エーエム・ニューヨーク紙が“ラッキーな学校”と伝えたのは、東33丁目の小学校PS116で、この方針変更はジェーン・スー校長が先月、生徒たちの家庭へ書面にて通知した。
この新方針に対し、生徒の親たちからは家庭で勉強しない癖がつく可能性がある、家庭で親が勉強を教える手間が増えるなどの理由から、大不評だという。
スー校長は、新方針の決定は1年以上かけて宿題の効果を分析した結果だといい、エッセーなどの宿題を減らす代わりに、自宅で本を読むこと、家族と過ごす時間を増やすことを推奨し、テレビやゲーム、コンピューターと触れる時間を増やすことのないよう家庭に指導している。
ディーエヌエー・インフォの取材に対し、スー校長は、「宿題が生徒たちのストレスになったり、家族や友達と過ごす時間を奪ったりするばかりでなく、宿題のせいで勉強嫌いになるという本末転倒が起きていた。あくまでも楽しく学んで成長してもらうことを推奨するもの」と述べている。
公立の学校であっても、市は宿題に関して法令を定めておらず、校長や教師らが宿題の内容を決めることができる。

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