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スタテン島で弓矢を使い2歳になるバンビ狩りを行った男が、ニューヨーク市では初となる違法狩猟容疑で逮捕されたことが19日、明らかになった。
デビッド・オークス容疑者は、住宅街にある公園や森林でシカ狩りを行っていたとみられ、茂みにカモフラージュしながら身を隠し、トウモロコシでシカをおびき寄せていた。今回の調査を行ったニューヨーク環境保護局のエドワード・J・ピューコ氏は「ニューヨーク市内においての逮捕は初だ」とし、「オークス容疑者は捕獲したシカの肉を食べることもなく、頭部だけを切り落とし持ち帰る最悪な狩猟家だ」とも話している。
2013年に首のないシカの死体が多数発見されて以来、環境保護局の職員は3〜5人ほどのグループに別れ調査行っており、夜間に狩猟家の行方を追ってきた。調査は週に一回のペースで行われていたが、14年に入ってもシカの死体が見つかるだけで犯人を突き止めることはできていなかった。しかし、昨年の11月14日になってトウモロコシを積み上げているオークス容疑者を調査員が発見し、問いただしたところ、あっさり容疑を認めたという。
ニューヨーク市の5つの区では狩猟が禁止されており、違法狩猟をどう規制していくか話し合いが行われていた。 オークス容疑者の裁判は20日行われ、最高で懲役一年の刑が課されるという。
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