恒例のニューヨーク・タイムズスクエアの年越しイベント「ボールドロップ」が、2026年の到来にあわせて、今年は2回実施されると、27日USA TODAYが伝えた。これは、アメリカ建国250周年(Semiquincentennial)を祝う国家的記念事業「America250」の一環として、特別に行われる。

まずは、例年通り12月31日深夜0時ちょうどにかけて、ボールは60秒間かけて降下し、新年の始まりを告げる。その直後、ボールは、America250特別デザインに再点灯され、午前0時4分ごろに再び降下する予定だ。この演出は「ポスト・ミッドナイト・モーメント」と名付けられている。
2回目のボールドロップにあわせて、記念映像「America Turns 250」の上映、赤・白・青の紙吹雪演出、さらにレイ・チャールズによる「America the Beautiful」に合わせた花火演出が行われる予定となっている。
このアメリカ建国250周年に関連したイベントは、同日午後6時4分(米東部時間)から本格的に始まり、国歌「星条旗」の演奏中にOne Times Squareの頂上でAmerica250仕様のボールデザインが初公開される。
America250を主催する超党派組織によると、この瞬間は2026年を通じて行われる大規模な建国250周年記念行事の公式なスタートを意味するという。同組織のロージー・リオス会長は声明で、「世界で最も注目される祝賀の場で、米国史上最大規模の記念事業が始まることを示したい」と述べた。
また、今回のパートナーシップの一環として、2026年7月3日(独立記念日前日)にもタイムズスクエアでボールドロップが実施される予定で、新年以外の日にボールドロップが行われるのは史上初となる。
年越しイベントはABC、CBSなどの主要テレビ局のほか、タイムズスクエア公式サイトやYouTubeでもライブ配信される。
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