2026年2月10日 NEWS DAILY CONTENTS

アメリカで激化する移民取締活動…ICEの “監視員” 派遣が発表「NY市民の権利を保護」

ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官は3日、米移民関税執行局(ICE)の行動を監視するため、訓練を受けた監視員を派遣すると発表した。ICE 職員を監視し、法執行の状況を記録し、ニューヨーク市民の権利を保護するのが目的。

(photo: ニューヨーク州司法長官オフィスの公式インスタグラム@newyorkstateagからスクリーンショット=2026年2月3日)

監視プロジェクトには司法長官事務所の訓練を受けた職員を配置。ボランティアは今後数週間で執行活動の監視を開始し、識別しやすい紫色の司法長官事務所(OAG)ロゴ入り安全ベストを着用する。ジェームズ氏は、監視員は執行活動に干渉せず、連邦政府の行動を記録するのみだと述べた。同日付のニューヨーク・デイリー・ニューズが伝えた。

ジェームズ氏は声明で「透明性と説明責任が欠如している場合、連邦政府の活動がいかに迅速かつ悲劇的な形でエスカレートするかを、われわれはミネソタ州で目の当たりにした」と述べ、「私の事務所は、ニューヨーク州における連邦政府の法執行活動を調査し、それが法の範囲内であるかどうかを検証するための法的監視プロジェクトを開始している」と明らかにした。

ジェームズ氏による新たな監視イニシアチブは、連邦捜査官によるアメリカ市民2人の射殺事件を受けて、クリスティ・ノーム米国土安全保障省(DHS)長官が、ICEの職員を含むミネアポリスに駐屯するDHSの職員全員に、直ちにボディカメラを支給すると発表した翌日に発表。ノーム長官は、SNSの投稿で「ボディカメラを迅速に調達し、全米のDHSの法執行機関に配備する」と述べた。新たな監視カメラ政策がニューヨークで採用されるかは直ちには明らかではなかったが、ジェームズ氏は声明で、その判断を待たないとし、「司法長官として、ニューヨーク市民が自由に発言し、平和的に抗議し、違法な連邦政府の行動を恐れずに生活する憲法上の権利を守ることを誇りに思う」と語った。

ICEは、ミネソタ州ミネアポリスで移民取締活動に抗議していたレネー・グッドさん(37)を1月7日、アレックス・プレッティさん(37)を同24日、射殺。同31日にはロサンゼルスでキース・ポーターさん(43)が犠牲になった。ポーターさんの家族によると、新年を祝うため空に向けて発砲していたところを非番のICE職員に詰め寄られ、射殺されたという。

                       
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