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アースデイの今月22日、水質汚染反対活動家が、ブルックリン区を流れる汚染で有名なゴワナス運河を泳ぎ、運河浄化の必要性を訴えた。
ニューヨーク市出身のクリストファー・スワンさん(47)は、ドライスーツに身を包み、キャップとゴーグルをつけて1.8マイルの水泳に挑んだが、雷雨が接近していたことを受け途中で水泳を切り上げた。
殺菌をするため、過酸化水素水でうがいをし運河から上がったスワンさんは、集まった報道陣や見物人に、市と相談の上、運河での水泳に再度挑戦すると誓った。
同運河は、全米でもっとも汚染された河川の1つと考えられており、科学調査ではヒ素や発がん性物質、放射性物質、細菌などが検出されている。1972年に水質汚染防止法が施行されたが、変化はほとんどなかった。
1869年に完成した同運河は、パークスロープ、コブルヒル、キャロルガーデンズ、レッドフックなどの地域を流れニューヨーク港に注ぎ込む。当初は、独立した2つの市であったブルックリンとニューヨークを結ぶ主要な輸送路であり、ガス発電所や加工工場、化学工場などが運河沿いに建設された。
これら施設からの長年にわたる廃棄物、暴風雨による水や下水道からの流出、産業性汚染物質などにより、同運河は汚染された。最初の浄化作業には、約5億ドルが必要であるという。
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