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地域情報コミュニティサイト「クレイグズリスト」を利用した不動産物件詐欺が横行しており、同サイトで見つけたイーストビレッジのアパートのサブリース契約を結び、詐欺被害に遭ったという女性の話を米各メディアが伝えた。
この女性は同サイトで見つけた東9丁目のアパートの下見をするために、投稿者のキムという女と待ち合わせた。キムはとてもフレンドリーで、私生活の細部についても話してくれ、2人は意気投合し部屋も気に入ったという。それから間もなく、被害者の女性はキムから家主であるマイケル・ブライアントという男を紹介され、部屋のサブリース契約書に署名し、最初の1カ月分と最後の1カ月分の家賃を支払った。女性はこの契約についてかすかな疑いを持ったが、受け取った鍵を試してみるとドアも開いたので、不安は和らいだと話している。
ところが後日2人に連絡すると、2人の電話は共に電源が切られていた。そこで女性が調べたところ、家主はマイケル・ブライアントではなく、その部屋を借りていた人物の名義もキムではなかった。
女性がニューヨーク市警察(NYPD)に事件を報告したところ、2人は偽名を使いこれまでに20代の女性8人から同様の手口で2万ドル以上を騙し取っていたことが判明した。
なお、NYPDは現在事件を捜査中だという。
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