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不動産情報サイトのストリート・イージーは、ニューヨーク市内の住宅市場と給与水準の資料をもとに、新卒の若者にとってもっとも手頃な住宅地を選び出し、そのレポートを13日発表した。
該当する住宅エリアのリストには、クイーンズ区アストリア、ブルックリン区ベッドフォード・スタイベサント、ブッシュウイック、クラウンハイツなどがあげられており、家賃が高騰を続けるニューヨークでは選択肢があまり多くないことが分かる。
“手頃な住宅地”とはいえ新卒の若者にとっては、その家賃は決して安くない。例えばアストリア地区の家賃の平均値は2200ドルだが、新卒の初任給が教育学専攻で2万8460ドル、ビジネス専攻で5万5150ドルであることを考えると、やはり住宅費の負担は大きい。同サイトによると、平均的なニューヨーク市民は、収入のおよそ60%を家賃の支払いに充てているという。
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